つれづれ草

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つれづれ草

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『つれづれ草(徒然草)』は、鎌倉時代末期、歌人であった兼好けんこう法師(1283?~1358)が著した随筆である。序と243の章段があり、無常観に基づく鋭い人生観、世相観、美意識などが見られる。例えば、第98段には無常の認識などを説く仏教書『一言芳談いちごんほうだん』の抜粋などを載せる。本書は、本来上下冊の2巻であったが、第136段までを記した上巻のみが現存し、下巻を欠いている。

 
項目内容
請求記号021-337-1
ヨミツレズレグサ
Tsurezuregusa
資料別名
著者名兼好作
著者別名吉田兼好
出版者
サイズ27.8×23.0(cm)
数量単位1(冊)
刊年延徳2(1490)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32091367
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/000021/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●巻末に「延徳二年龍集庚戌八月日平忠重本也」とあり
カット数68
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