女人往生聞書

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女人往生聞書

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『女人往生聞書』は、本願寺第3代宗主覚如かくにょの長男存覚ぞんかくが、『諸神本懐集しょしんほんかいしゅう』と同じく了源(りょうげん)の求めに応じて著したものである(『浄典目録じょうてんもくろく』)。制作時期については元応2年(1320)、元亨4年(1324)の二説がある。内容は、阿弥陀仏の女人往生の願の意義を明らかにするものである。女人も阿弥陀仏の本願によって往生できると説き、念仏を勧めている。本書は筆跡から、覚如の門弟乗専じょうせんの書写と考えられている。

 
項目内容
請求記号021-209-1
ヨミニョニン オウジョウ キキガキ
Nyonin ōjō kikigaki
資料別名
著者名[存覚著]
著者別名
出版者
サイズ23.0×15.1(cm)
数量単位1(冊)
刊年[南北朝時代]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32128666
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/010018/1/manifest.json
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備考●写本
●著者は『国書総目録』による
カット数35
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