慕帰絵詞

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慕帰絵詞

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『慕帰絵詞』は、本願寺第3代宗主覚如かくにょの帰寂を慕って作られた伝記絵巻である。撰文は覚如の子である慈俊じしゅんが著し、絵は、南北朝時代の宮廷画家藤原ふじわらの隆章たかあきららの筆による。本書は詞書ことばがきのみの写本であるが、巻5第3段以降は覚如の和歌に関する事績が多く記されている。前表紙右下に「釈実従」と墨書があることから、蓮如の末子実従じつじゅうの所持本であると考えられる。

 
項目内容
請求記号021-237-1
ヨミボキ エコトバ
Boki ekotoba
資料別名
著者名慈俊記
著者別名従覚
出版者
サイズ25.2×19.3(cm)
数量単位1(冊)
刊年[室町中期]
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32129230
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/010019/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●表紙に「釋実従」の墨書あり
カット数49
画像種別カラー