諸神本懐集

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諸神本懐集

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『諸神本懐集』は、元亨4年(1324)本願寺第3代宗主覚如かくにょの長男存覚ぞんかくが、浄土真宗仏光寺派の基礎を築いた了源りょうげんの求めにより著したものである。本地垂迹説ほんちすいじゃくせつを受け入れ、真宗における神祇に対する立場を明らかにしようとしたものである。諸神と阿弥陀仏の関係を示す箇所において、日吉聖真子ひよししょうしんじの和歌「チハヤフルタマノスタレヲマキアケテ念仏ノコへヲキクソウレシキ」(『玉葉和歌集』所収)を引用している。

 
項目内容
請求記号021-199-2
ヨミショシン ホンカイシュウ
Shoshin honkaishū
資料別名
著者名[存覚著]
著者別名
出版者
サイズ19.8×13.5(cm)
数量単位2(冊)
刊年[室町時代]
コレクション
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/040033/1/manifest.json
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備考●写本
●著者は『国書総目録』による
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