唯信鈔

  • < 前へ
  •  
  •  
  • 次へ >
唯信鈔

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『唯信鈔』は、浄土宗の開祖法然ほうねんの弟子である聖覚しょうかくが、法然の『選択本願念仏集せんちゃくほんがんねんぶつしゅう』の意に基づいて、念仏往生の要義を述べ、信心を専修念仏の肝要とすることを説いたものである。浄土真宗の開祖親鸞しんらんは本書を尊重し、聖覚の自筆草本を何度も書写して門弟に授け、熟読することを勧めている。なお、本書は寛喜2年(1230)の奥書を持つ系統の書写本であることが知られている。

 
項目内容
請求記号021-203-1
ヨミユイシンショウ
Yuishinshō
資料別名
著者名聖覚作
著者別名
出版者
サイズ25.1×15.6(cm)
数量単位1(冊)
刊年[鎌倉時代]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32128397
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/040035/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●朱墨の書入れあり
カット数51
画像種別カラー