九代抄

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九代抄

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『九代抄』は、『後撰集ごせんしゅう』から『続後撰集しょくごせんしゅう』までの9つの勅撰集から秀歌を抜粋し、春・夏・秋・冬・恋・雑に部類したものである。撰ばれた歌は1500首に及ぶが、その内の531首が『新古今和歌集しんこきんわかしゅう』から撰ばれている。編者の肖柏しょうはく(牡丹花ぼたんか肖柏)は、室町時代中期の連歌師・歌人であり、和歌を飛鳥井あすかい雅親まさちかに学び、連歌を宗祇そうぎに師事し、古今伝授を受けた。また、古今伝授を堺の門人に伝えたことにより、その伝授は堺伝授と称された。

 
項目内容
請求記号021-341-1
ヨミクダイショウ
Kudaishō
資料別名
著者名肖拍[編]
著者別名
出版者
サイズ22.4×17.6(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32091477
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/120029/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●朱墨の書入れあり
●巻末に「文亀第三暦孟冬上旬弄花軒肖柏」とあり
カット数134
画像種別カラー