自讃歌注

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自讃歌注

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『自讃歌注』は、新古今歌人17人各10首の秀歌選『自讃歌』の注釈書で、いわゆる木戸きど孝範たかのり注とされるものである。ただし、冷泉家れいぜいけ時雨亭しぐれてい文庫から孝範活躍期以前に遡る伝本『自讃歌伝』が発見されており、本注の成立は15世紀前半に遡る可能性がある。なお、『御書物日記ごしょもつにっき』には「一自讃哥 壱冊」が3点見えるが、うち1点に「一自讃哥 壱冊 上ノ冷泉為広」とあり、本書との関連が注目される。

 
項目内容
請求記号021-357-1
ヨミジサンカ チュウ
Jisanka chū
資料別名題簽:後鳥羽院自讃歌注
著者名
著者別名
出版者
サイズ26.0×22.1(cm)
数量単位1(冊)
刊年明応5(1496)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32120099
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/120031/1/manifest.json
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備考●写本
カット数56
画像種別カラー