[愚秘抄]

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[愚秘抄]

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『愚秘抄』は、鎌倉時代後期に成立したとされる歌学書である。内容は歌の稽古の次第や修辞論などに言及している。著者を藤原ふじわらの定家さだいえに仮託した偽書であり、上下2巻に分かれ、上巻を鵜本うのもと、下巻を鵜末うのすえと称した。鵜鷺系偽書うさぎけいぎしょの一つである。但し、定家の真作として享受されたことがあり、和歌・連歌・能楽論などに大きな影響を与えた。

 
項目内容
請求記号021-572-1
ヨミグヒショウ
Guhishō
資料別名題簽:和歌秘書
著者名
著者別名
出版者
サイズ24.9×17.6(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32160662
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130040/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●資料名は見返しの朱書による
●朱墨の書入れあり
●扉に「金子蔵書」「小松操図書記」の朱印あり
カット数25
画像種別カラー