口伝鈔

  • < 前へ
  •  
  •  
  • 次へ >
口伝鈔

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『口伝鈔』は、元弘元年(1331)に行われた親鸞しんらん聖人の報恩講ほうおんこうで、第3代宗主覚如かくにょが口述した浄土真宗の教義の肝要について、門弟の乗専じょうせんが書きとったものである。本書は乗専本系統の一本であり、筆跡から覚如の門弟乗専の書写とされるが、中巻の一部は江戸時代の補写である。もと摂津小浜の豪摂寺ごうしょうじ所蔵(上巻末と中巻末に「豪」の字と花押あり)であり、その後、兵庫県川西市火打ひうち勝福寺の所蔵を経て、龍谷大学図書館へ寄贈された。上巻裏表紙見返しに「願主釈円性」とある。

 
項目内容
請求記号021-548-3
ヨミクデンショウ
Kudenshō
資料別名
著者名宗昭[著]
著者別名
出版者
サイズ23.5×16.1(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32132907
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130123/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●裏表紙見返しに「願主釋圓性」とあり
●1冊目題簽に「乗専筆/奥書/覺如上人」とあり
カット数123
画像種別カラー