東寺境内一覧図 -京洛諸寺境内図版集-

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東寺境内一覧図 -京洛諸寺境内図版集-

解題

 京都東寺蔵版。
 洛南の地に29,500坪という広大な寺域を有する真言宗総本山の東寺は、弘法大師空海を開基とする真言密教の根本道場である。
 本図は、北方からの眺望図であるが、北総門より入れば勧智院をはじめ塔頭諸寺院があり、更に中門より入れば東側に食堂・講堂・金堂と一列に建てられ、東南隅には五重塔があり、西側には大師の御影堂をはじめ毘沙門堂・潅頂堂等の配置されている様子が描かれている。但し、明治2年(1869)に焼失し、同8年に再建された南天門は、本図には見えない。本図が同門再建前のものであることが知られる。

 
項目内容
請求記号024.301-6-3/20
ヨミ
資料別名
著者名石田有年画
著者別名
出版者
サイズ25.0×38.0(cm)
数量単位1(枚)
刊年[明治初期]
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130328/1/manifest.json
関連リンク
備考●銅板画
カット数1
画像種別カラー