当麻寺中将法如廿九歳之御影 -曼荼羅各種図版集-

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当麻寺中将法如廿九歳之御影 -曼荼羅各種図版集-

解題

 曼荼羅は梵語。壇または円輪具足等と訳し、方円の壇上で諸仏諸尊を安置し、その功徳を聚集して一大法門を成するという。その様相を図示するものを曼荼羅という。金剛界曼荼羅、胎蔵界曼荼羅、両界曼荼羅など、密教の重要な構成要素である。なお、当麻曼荼羅は浄土教のものであって、密教でいう曼荼羅とは異なるものがある。
 大和当麻寺蔵版。
 中将姫は天平時代の人。当麻寺に在って発願し、観無量寿経により蓮糸を以て極楽浄土の相を織成し、所謂当麻曼荼羅を造顕した尼僧として知られる。図上に次の和歌あり。「紫の雲のたへまに吹風は聖衆来迎をんがく(音楽)の音」

 
項目内容
請求記号024.301-30-12/16
ヨミ
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ54.0×32.0(cm)
数量単位1(枚)
刊年[江戸時代]
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130655/1/manifest.json
関連リンク
備考●木版墨摺
カット数1
画像種別カラー