[(鞍馬寺本尊)毘沙門天像] -明王部・天部諸像版画-

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[(鞍馬寺本尊)毘沙門天像] -明王部・天部諸像版画-

解題

 明王は真言陀羅尼を誦じて最も効験のある仏。救い難い衆生を教化する仏と解されている。その代表的なものに不動明王がある。天部の諸尊は仏教以外の宗教から移入された仏。仏教の守護神として考えられてきた。方位の守護神としての四天王像や、その他種々雑多な神像が残されている。
 京都鞍馬寺蔵版。鞍馬寺は洛北鞍馬山中腹にある天台宗の古刹。宝亀元年(770)、鑑禎創立。延暦年中、藤原伊勢人堂宇建立。その後大治・長禄・文化年間に火災に罹り、現在の本堂は明治5年(1872)復興。本堂毘沙門天像は、鎌倉時代空也・良忍両上人が念仏護持の霊告を蒙りし本体と伝えられ、脇士の吉祥天・善賦師童子と共に国宝に指定されている。

 
項目内容
請求記号024.301-31-5/9
ヨミ
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ48.5×32.0(cm)
数量単位1(枚)
刊年[江戸時代]
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130664/1/manifest.json
関連リンク
備考●木版墨摺
カット数1
画像種別カラー