二十四孝ノ内 剡子 -浮世絵二十四孝図版集-

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二十四孝ノ内 剡子 -浮世絵二十四孝図版集-

解題

 二十四孝は、中国古来有名な孝子二24人の総称である。元代の文人である郭居敬は、道徳教化、児童教育のために24人の事跡を取り上げ『全相二十四孝詩選』を著した。
 二十四孝は日本にも伝わり、御伽草子や浄瑠璃にも取り入れられ、「本朝二十四孝」などが作られた。浮世絵二十四孝は、二十四孝の事跡を浮世絵にしたものである。
 浮世絵を描いた柳斎重春(1802~1852)は、江戸時代末期に活動した浮世絵師である。
 本図は春秋時代の人剡子(たんし)の「鹿乳奉親」の伝説を描く。剡子は実は中国の人ではなくて、仏典『剡子経』に説かれる商莫迦菩薩のことと考証されている。

 
項目内容
請求記号024.301-44-2/5
ヨミ
資料別名
著者名柳斎重春画
著者別名
出版者
サイズ25.0×37.0(cm)
数量単位1(枚)
刊年[江戸末期]
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130688/1/manifest.json
関連リンク
備考●木版色摺(浮世絵版画)
カット数1
画像種別カラー