[(明治十六年九月道頓堀角座興行)御文章石山軍記(顕如聖人と鈴木孫市)錦絵]

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[(明治十六年九月道頓堀角座興行)御文章石山軍記(顕如聖人と鈴木孫市)錦絵]

解題

 石山合戦は、戦国武将織田信長(1534~1582)と石山本願寺に拠る本願寺第11代宗主顕如(1543~1592)との間で11年間に亘り続けられた合戦である。この合戦を題材として、江戸時代には、実録体小説『石山軍鑑』や絵本読本の『絵本石山軍記』などが作られ、世間に流布した。
 明治に入ると、顕如の遠忌を当て込んで「御文章石山軍記」の演目で歌舞伎が上演されたのである。本紙も明治16年(1883)に上演された歌舞伎の錦絵であり、戦勝を祝う顕如と本願寺方の武将鈴木孫市が描かれている。

 
項目内容
請求記号024.301-46
ヨミ
資料別名
著者名豊原國周[画]
著者別名
出版者(大坂)吉田㐂代松
サイズ38.0×26.0(cm)
数量単位3(枚)
刊年明治16(1883)
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130701/1/manifest.json
関連リンク
備考●木版色摺(浮世絵版画)
カット数3
画像種別カラー