[信貴山七福神図] -大黒天・七福神・宝船図版類-

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[信貴山七福神図] -大黒天・七福神・宝船図版類-

解題

 大黒天は本来寺院守護、豊饒を司る神として祭られてきたが、我が国では専ら福徳将来の神として崇敬されてきた。この大黒天を含めた七福神もまた、七種の福徳を支配する神として信仰されている。
 奈良信貴山寺。信貴山は奈良県生駒郡平群町にある山。この山腹に信貴山寺(真言宗)がある。具名朝護孫寺。聖徳太子創建、延喜年中(901~923)明蓮上人再興と伝える。毘沙門天を本尊とし、古来衆庶の信仰を集めている。毘沙門天は福徳富貴の神。七福神の一尊であることから、この絵は毘沙門信仰の助縁として描かれたものであろう。

 
項目内容
請求記号024.301-48-8/13
ヨミ
資料別名
著者名信明[画]
著者別名
出版者
サイズ36.0×48.8(cm)
数量単位1(枚)
刊年[江戸時代]
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/130710/1/manifest.json
関連リンク
備考●木版墨摺
カット数1
画像種別カラー