摂州布引瀧図
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解題
■2020年度展観「禿氏祐祥~知の先人~」
布引滝は、摂州(現在の神戸市)を流れる滝であり、日本三大神滝の一つにも数えられ、現在でも観光地とされている。
古くは、布引山瀧勝寺の修験道行場として栄えるとともに、名瀑としての景観から、宮廷の貴族たちが和歌に詠むなど文学作品の舞台にもなっている。
本紙は、瀧勝寺が刊行したもので、図中には瀧勝寺が描かれ、その背景に雄(男)滝、雌(女)滝が描かれ、滝の高さが記されている。図の左上には、平安時代後期から鎌倉時代にかけて活躍した歌人による布引滝を詠んだ歌が5首載せられている。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 024.301-75-1 |
ヨミ | セッシュウ ヌノビキノタキ ズ Sesshū nunobikinotaki zu |
資料別名 | |
著者名 | 六渓[画] |
著者別名 | |
出版者 | 瀧勝寺 |
サイズ | 49.0×36.0(cm) |
数量単位 | 1(枚) |
刊年 | [江戸時代] |
コレクション | 禿氏文庫 |
OPAC | |
IIIF Manifest | ![]() |
関連リンク | |
備考 | ●木版墨摺 |
カット数 | 1 |
画像種別 | カラー |