選択本願念仏集

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選択本願念仏集

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『選択本願念仏集』は、浄土宗の開祖である法然(1133~1212)が、関白・九条兼実の求めに応じて撰述した浄土宗の根本聖典である。当時は、保元の乱(1156)、平治の乱(1159)、源平合戦による平氏の滅亡を経て、鎌倉幕府が成立したものの不安定な時代であった。
 『選択本願念仏集』の一文にも「当今は末法、現にこれ五濁悪世なり、ただ浄土の一門のみありて、通入すべき路なり」と、当時の世は末法であり、浄土教の教えだけが仏の路に通じていることを説いている。

 
項目内容
請求記号022-8-2
ヨミ
資料別名題簽:(重鐫)選擇本願念佛集
版心:選擇集
著者名[法然撰]
著者別名
出版者
サイズ26.4×18.7(cm)
数量単位2(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32076392
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/160398/1/manifest.json
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備考●朱墨の書入れあり
カット数110
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