保元物語

  • < 前へ
  •  
  •  
  • 次へ >
保元物語

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『保元物語』は、鎌倉時代前期に成立したとされる軍記物である。作者は未詳。平安時代末期に皇位継承をめぐる崇徳上皇と後白河天皇の対立に加え、摂関家の地位争いも加わり内乱となった保元の乱(1156)の顛末を取り上げている。乱は、源義朝、平清盛ら武士を用いた後白河天皇側の勝利に終わったが、力強い和漢混淆文で描かれた物語は、敗れた源為朝の活躍を中心におく。勇壮な軍記物語として後世の文学に影響を与えている。

 
項目内容
請求記号913.39-3-W-2
ヨミ
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ
数量単位2(冊)
刊年[江戸初期]
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21176844
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/160506/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
カット数165
画像種別