海国兵談
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解題
■2022年度展観「戦と平和」
『海国兵談』は、江戸時代後期の経世家である林子平(1738~1793)が、日本の海防の重要性を説いた書物であり、天明6年(1786)に脱稿、寛政3年(1791)に刊行された。刊行の翌年には、ロシアが通商を求めて来航したため、子平の指摘は、現実のものとなった。しかし、幕府は『海国兵談』を発禁処分とし、子平の没後50年以上経過するまでの間、出版が許されることはなかった。
本書は写本であり、本願寺歴代宗主の蔵書である写字台文庫の書物であることから、発禁となっていた時代に、本願寺宗主が写本を入手した可能性もあり、興味深い。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 請求記号 | 582-1-W-8 |
| ヨミ | |
| 資料別名 | |
| 著者名 | 林子平述 |
| 著者別名 | |
| 出版者 | |
| サイズ | |
| 数量単位 | 8(冊) |
| 刊年 | |
| コレクション | 写字台文庫 |
| OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21230386 |
| IIIF Manifest | |
| 関連リンク | |
| 備考 | ●写本 ●8冊目巻末に「天明六年丙午夏」とあり ●挿図あり |
| カット数 | 360 |
| 画像種別 | カラー |

