絵本通宝志

  • < 前へ
  •  
  •  
  • 次へ >
絵本通宝志

解題

2025年度展観「日本の美・日本の芸能」
 本書は、絵師・たちばな守国もりくに(1679~1748)の絵手本である。守国は、かのうたんゆう狩野探幽の門人である鶴沢探山(つるさわたんざん)(1655~1729)に師事し、その精密な画風は、上方の浮世絵に影響を与えたとされる。内容は、作画の際に先例となる図様を手本とするべきという守国の考えにより、農耕図、漁図、風景、人物、故事、動植物図など様々な画図が収録されており、特に人物や故事について、解説が付されているものもある。

 
項目内容
請求記号720.9-69-W-10
ヨミ
資料別名1冊目見返し:通寳志
版心:冩錦袋後編
著者名橘有税作畫
著者別名橘守国
出版者(大坂)稱?堂澁川清右衛門
サイズ22.7×16.1(cm)
数量単位10(冊)
刊年享保5(1720)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21201835
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/170193/1/manifest.json
関連リンク
備考●挿図あり
カット数267
画像種別カラー