南方紀伝

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南方紀伝

解題

 『南方紀伝』は、南北朝時代に於ける南朝について、後醍醐天皇の治世から長禄2年(1458)の南朝後胤(なんちょうこういん)の滅亡までを対象とした史書・軍記である。江戸時代前期の成立とされるが、撰者は不詳。内容は、編年体で記されている。
 ここに記された南朝の歴史の中には、疫病の流行も幾つか確認できるが、中でも宝徳2年(1450)の正月から7月までの間、疫病が大流行し、洛中では1日1,000人が死んだとある。誇張されているかもしれないが、悲惨な状況であったことが分かる。

 
項目内容
請求記号410.48-3-W-3
ヨミ
資料別名3冊目巻頭:南朝記傳
著者名
著者別名
出版者
サイズ
数量単位3(冊)
刊年
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21254079
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/180080/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●巻号: 巻1, 3-7
●2冊目巻頭に「南帝系圖」あり
●朱墨の書入れあり
カット数123
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