河内名所図会

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河内名所図会

解題

2021年度展観「病と生きる」
 『河内名所図会』は、前出の『大和名所図会』の著者秋里籬嶌が著した、現在の大阪府東部である河内国(かわちのくに)の寺社などの名所について記した名所案内である。挿絵を担当した丹羽桃溪(にわとうけい)は、大阪の浮世絵師であり、狂歌も多く詠んだ人物である。
 第5巻に収められている石切剱箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)は、古代天皇の側近として使えた物部氏の祖神である饒速日尊(にぎはやひのみこと)を御祭神とする神社である。「でんぼ(腫物)の神様」として親しまれ、病気平癒を祈願するために参拝する人が多い。

 
項目内容
請求記号491.43-19-W-6
ヨミ
資料別名
著者名秋里籬嶌[著], 丹羽桃溪畫
著者別名
出版者(浪華)森夲太助[等]
サイズ
数量単位6(冊)
刊年享和1(1801)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21239439
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/180183/1/manifest.json
関連リンク
備考●その他出版者: [京都]出雲寺文治郎, 小川太左衛門, 殿爲八, (浪華)高橋平助,柳原喜兵衞
● 6冊目巻末に「籬嶌先生著述品目」あり
●挿図あり
カット数280
画像種別カラー