莫伝抄 万葉集草木異名

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莫伝抄 万葉集草木異名

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『莫伝抄』は、「加賀御種かがおんたね」以下の草木異名を詠み込んだ和歌及び、次に「十二月異名じゅうにがついみょう」を詠み込む和歌を掲げた異名和歌集である。室町時代前期の成立と見られるが、撰者をみなもとの俊頼としよりに仮託している。俊頼は、平安時代後期の代表的歌人で、藤原ふじわらの基俊もととしとともに第一人者として活躍した。本書は、『御書物日記ごしょもつにっき』に「一莫伝抄 一冊」と見えるが、『莫伝抄』の後に、「一 宮 八雲第五」と記して『八雲御抄やくもみしょう』第五名所部の「宮」と「里」の項目を抜粋して記している。

 
項目内容
請求記号911.101-30-W-1
ヨミバクデンショウ マンヨウシュウ ソウモク イミョウ
Bakudenshō man-yōshū sōmoku imyō
資料別名巻尾:草木異名集并十二月異名
著者名俊頼撰
著者別名源俊頼
出版者
サイズ25.0×20.4(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21358804
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200194/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●巻末に「陰士兼俊書之」とあり
カット数20
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