仏母略問答抄

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仏母略問答抄

解題

 鎌倉時代の弘安3年(1280)、快厳筆による写本である。室町時代の永正15年(1518)の識語がある。また、表紙と第二丁左には「慶算」の黒印があり、墨筆(墨点・送り仮名)、朱筆(朱点・引用文に鍵符号)の書入れがある。
 本書は、法隆寺の快厳が弘安3年6月12日、同寺の東室第2坊において自ら写した法相論議の書である。題名の「佛母」とは、法を師とし母とすることから仏法を意味しており、ここでは唯識教学を指している。もともと全8帖が存在していたのであろうが、第2帖が禿氏文庫にある。

 
項目内容
請求記号024.3-92-W-1
ヨミ
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ27.1×21.8(cm)
数量単位1(冊)
刊年弘安3(1280)
コレクション禿氏文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32139970
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200805/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
カット数29
画像種別カラー