興福寺奏達状
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解題
元久2年(1205)、興福寺をはじめとする八宗(すべての大乗仏教の宗派)の人々によって、法然の専修念仏義の停止を求める九箇条からなる弾劾書が朝廷に上奏された。世にいう『興福寺奏状』である。朝廷は「宣旨」を下し、「すべての不届きな行状は、法然の門弟の淺智により起こったもので、法然の本意ではない」という判定を下した。この宣旨に不満を抱いた興福寺は、早速再度の糾弾をしたのである。
『興福寺奏状』は法然の弾劾を上奏するものであるが、実は、その第4条には、宣旨と同じ内容が記されている。このような法然擁護の内容を記していたことを紐解くのが、『興福寺奏状』の草稿本と考えられる『興福寺奏達状』である。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 024.3-146-W-1 |
ヨミ | |
資料別名 | |
著者名 | 貞慶[撰] |
著者別名 | |
出版者 | |
サイズ | 27.9×18.5(cm) |
数量単位 | 1(冊) |
刊年 | 明和3(1766)奥書 |
コレクション | 禿氏文庫 |
OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32141572 |
IIIF Manifest | https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200806/1/manifest.json |
関連リンク | |
備考 | ●写本 ●巻頭に「齋藤氏図書記」の朱印あり |
カット数 | 16 |
画像種別 | カラー |