帝鑑図説

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帝鑑図説

解題

 中国歴代の皇帝に関する故事・史評の書である。明代の政治家であった張居正(1525~1582)が呂調陽(1516~1580)とともに著した。内容は、尭・舜から宋の哲宗までの君王の治政について、善の法とすべきもの81事、悪の戒めとすべきもの36事を選び、唐代に作られた児童教科書である『蒙求』の体裁に倣い、故事を4字句にまとめて内容を述べ、一図を加えたものである。
 日本でも徳川家康(1543~1616)をはじめとする為政者にも読まれ、萬暦元年(1573)刊本を翻刻して刊行された和刻本などがある。

 
項目内容
請求記号024.3-234-W-12
ヨミ
資料別名序:帝鑑圖説和本
版心:帝鑑
著者名(明)張居正, [呂調陽撰]
著者別名
出版者[京都]八尾助左衛門尉
サイズ27.4×19.7(cm)
数量単位12(冊)
刊年慶安3(1650)
コレクション禿氏文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32144620
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200816/1/manifest.json
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備考●挿絵あり
カット数410
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