無垢浄光陀羅尼並塔

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無垢浄光陀羅尼並塔

解題

2022年度展観「戦と平和」
 百万塔は、『続日本紀』の記事によれば、藤原仲麻呂の乱で亡くなった人々の菩提を弔い、鎮護国家を祈念するために、乱を平定した称徳天皇(孝謙上皇が重祚。718~770)が、露盤の下に根本・慈心・相輪・六度等の陀羅尼を収めた三重小塔百万基の造立を発願、宝亀元年(770)に完成し、諸寺に分置したものである。
 納入された陀羅尼は上記の通り4種類あり、龍谷大学所蔵のものは冒頭の5行が欠損しているものの、その内容より相輪陀羅尼であることが確認される。これらの陀羅尼は印刷されたものであるが、木版か銅版かで見解は分かれている。

■2020年度展観「禿氏祐祥~知の先人~」
 百万塔は、『続日本紀』の記事によれば、藤原仲麻呂の乱を契機に、称徳天皇(718~770)が露盤の下に根本・慈心・相輪・六度等の陀羅尼を収めた三重小塔百万基の造立を発願し、宝亀元年(770)に完成し、諸寺に分置したものである。
 納入された陀羅尼は上記のように4種類あり、龍谷大学所蔵のそれは冒頭の5行が欠損しているものの、その内容より相輪陀羅尼であることが確認される。これらの陀羅尼は印刷されたものであるが、木版か銅版かで見解は分かれている。

 
項目内容
請求記号024.3-272-2
ヨミ
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ高さ21.3(cm) / 20.7(cm)
数量単位2(基)
刊年
コレクション禿氏文庫
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200821/1/manifest.json
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備考
カット数9
画像種別カラー