信長記

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信長記

解題

2022年度展観「戦と平和」
 江戸時代初期に成立した戦国大名織田信長の伝記である。信長の右筆であった太田牛一(1527 ~?)が記した信長の軍記である『信長公記』を加筆・訂正・増補したものである。原作の『信長公記』に比べて分かりやすく、儒教思想が濃くなっているとされる。
 著者の小瀬甫庵(1564 ~1640)は、儒学者であり、医者であった人物で、独自の歴史の考え方を持ち、『信長記』では、信長の桶狭間の勝利を熱田神宮の霊験に結び付けるべく、信長の願書の偽作などが行われている。そのため、広く大衆には読まれたが、史料的価値は低いとされている。

 
項目内容
請求記号024.3-661-W-6
ヨミ
資料別名題簽:(重刋改正)信長記
著者名大田牛一輯録, 小瀬甫庵道喜重撰
著者別名
出版者
サイズ26.5×19.0(cm)
数量単位6(冊)
刊年寛文12(1672)
コレクション禿氏文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21628839
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200824/1/manifest.json
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備考
カット数306
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