和蘭文典

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和蘭文典

解題

 江戸時代、オランダ語を翻訳して解剖書『解体新書』が出版されたことを契機に、オランダ語の書物を読んで翻訳することが盛んとなり、入門書として『蘭学楷梯』などが出版された。時代が進むと、オランダ語を直接読みこなす学生が増えたことにより、オランダ文法書をそのまま翻刻した『和蘭文典』が刊行された。
 『和蘭文典』は、前編と後編があり、前編はガランマチカと言われる文法について記した書物であり、後編はセインタキスと言われる統語論(文中の単語や語群の配列や機能について述べた論)について記した書物である。

 
項目内容
請求記号024.3-1100-W-2
ヨミ
資料別名1冊目扉:Grammatica, of Nederduitsche spraakkunst
2冊目扉:Syntaxis, of woordvoeging der Nederduitsche taal
著者名[箕作阮甫編]
著者別名
出版者[美作]箕作
サイズ26.0×18.5(cm)
数量単位2(冊)
刊年天保13-嘉永1(1842-1848)
コレクション禿氏文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32019518
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/200833/1/manifest.json
関連リンク
備考●各冊裏表紙見返しに「箕作氏家藏」の朱印あり
カット数120
画像種別カラー