和歌初学抄

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和歌初学抄

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『和歌初学抄』は、平安時代後期の歌人・歌学者であり、歌道の六条家の全盛期を築いた藤原ふじわらの清輔きよすけが著した歌学書である。内容は、序文と「古歌詞こかし」「由緒有詞ゆいしょありことば」以下「両所歌りょうしょうた」までの12項目から成り、それぞれの解釈を示して、『万葉集まんようしゅう』をはじめとする歌集などから解釈の根拠となるべき歌を列挙して、初学者が歌を作る際の手引きとしている。因みに、本書は序文と「古哥詞」「由緒由詞」2項目のみの零本であり、『御書物日記ごしょもつにっき』には「一和哥初学抄 壱冊」と見える。

 
項目内容
請求記号911.207-34-W-1
ヨミワカ ショガクショウ
Waka shogakushō
資料別名表紙:初學鈔
著者名[藤原清輔著]
著者別名
出版者
サイズ25.9×20.4(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21184690
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/210241/1/manifest.json
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備考●写本
● 著者は『龍谷大学大宮図書館和漢古典籍分類目録』による
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