アショーカ王碑文拓本

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アショーカ王碑文拓本

解題

 この拓本は、明治36年(1903)3月ルンビニーを訪れた第1次大谷探検隊隊員の清水黙爾らによって採拓されたものである。
 採拓された碑文は、古代インドのマウリヤ王朝第3代アショーカ王(愛育王。在位268年~232年頃)が刻ませた小石柱法勅のうち「ルンミンデーイー法勅」である。
 碑文からは、アショーカ王即位20年に刻銘されたものであることがわかっている他、アショーカ王が自ら釈尊の誕生地であるルンビニーを巡礼したこと、アショーカ王がこの地域の租税を免除すると宣布したことがわかっている。
 アショーカ王のルンビニー巡礼は、王の物語である『アショーカ・アヴァダーナ』にみられ、仏典にも伝わっている。

 
項目内容
請求記号
ヨミ
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ57.1×89.8(cm)
数量単位1(紙)
刊年
コレクション
OPAC
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/210521/1/manifest.json
関連リンク
備考●拓本
●碑文年代: 前3世紀
カット数1
画像種別