愚管抄

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愚管抄

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『愚管抄』は、鎌倉時代初頭に天台宗僧侶の慈円(1155~1225)が撰した歴史書である。神武天皇から順徳天皇に至る歴史を叙述し、道理によって日本の歴史展開を論述した史論書として、後世の史書に影響を与えた。
 保元元年(1156)、鳥羽院が崩御した直後に起こった「保元の乱」は、朝廷が後白河天皇方と崇徳上皇方に分かれて争った政変である。この乱について慈円は、乱を契機に、武者の世になってしまったこと、これまで都以外では、将門の乱や奥州十二年戦争などがあったが、都で乱が起きたことは、面目なく、悲しいことであると記している。

 
項目内容
請求記号410.1-55-W-7
ヨミ
資料別名
著者名慈鎮作
著者別名慈円
出版者
サイズ
数量単位7(冊)
刊年
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21256931
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/210538/1/manifest.json
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備考●写本
●著者は1冊目表紙による
カット数317
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