[五帖御文]

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[五帖御文]

解題

2021年度展観「病と生きる」
 『五帖御文』は、本願寺第8代宗主・蓮如(れんにょ。1415~1499)が、布教の為、全国の門徒へ消息として送った仮名書きの法語について、蓮如の孫である圓如(えんにょ)が80通を選び、編集したものである。
 この中でも第4帖目第9通は、「疫癘の御文(えきれいのおふみ)」として知られている。「疫癘の御文」が書かれた延徳4年(1492)は、疫病が流行して多くの人々が亡くなった年であった。疫病を恐れ迷う人々に対して蓮如は、人は病が原因で死ぬのではなく、死は生まれた時から定められているのだから、病を恐れて惑わされないようにと説いている。

 
項目内容
請求記号021-539-5
ヨミ
資料別名
著者名[蓮如述]
著者別名
出版者
サイズ26.2×21.8(cm)
数量単位5(冊)
刊年[江戸時代]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32132639
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/210701/1/manifest.json
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備考●資料名は内容による
●奥書に「寛保三年三月七日書/法如(花押)」とあり
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