日本書紀
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解題
■2021年度展観「病と生きる」
『日本書紀』は、養老4年(720)に成立した日本初の正史とされる歴史書である。神話の時代から持統天皇の時代までの記録が収められ、漢文、編年体で記されている。本書は全30巻のうち巻第23~30を欠く。
敏達天皇14年(585)3月、物部氏守屋らが、2月に病で多くの人が亡くなったのは蘇我氏が仏教を信仰したためではないかと奏上し、仏像や仏殿が焼かれ、仏塔が倒されるなどの弾圧が行われた。しかし、却って天皇や守屋が病気になり、病で亡くなる人も増えたため、仏像を焼いた罪の報いではないかと言われるようになったとある。崇仏廃仏論争に病が利用されたことが分かる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 請求記号 | 410.1-26-W-10 |
| ヨミ | |
| 資料別名 | 題簽:日本書紀 再刻 版心:日本紀 |
| 著者名 | [舎人親王等撰] |
| 著者別名 | |
| 出版者 | |
| サイズ | 26.4×18.9(cm) |
| 数量単位 | 10(冊) |
| 刊年 | |
| コレクション | 写字台文庫 |
| OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21256846 |
| IIIF Manifest | |
| 関連リンク | |
| 備考 | ●著者は『国書総目録』による ●巻号: 巻第1-22 |
| カット数 | 467 |
| 画像種別 | カラー |

