明月記
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解題
■2022年度展観「戦と平和」
『明月記』は、鎌倉時代初期の歌学者藤原定家(1162~1241)の日記である。漢文体で書かれており、治承4年(1180)から嘉禎元年(1235)に至るまでの日記が現存する。内容は、有職方面・政治生活・経済生活・家庭生活など多方面に及んでいて、史料価値も極めて高い。
治承4年9月の条には、関東で源頼朝が挙兵したことについて触れているが、「紅旗征戎非吾事」(大義名分の戦争であったとしても、自分とは関係のないことである)と記している点が、合戦の状況を詳細に記した『玉葉』とは対照的である。
■2021年度展観「病と生きる」
『明月記』は、鎌倉時代初期の歌学者・藤原定家(1162~1241)の日記である。漢文体で書かれており、治承4年(1180)~嘉禎元年(1235)に至るまでの日記が現存する。日記は、有職方面・政治生活・経済生活・家庭生活など多方面に及んでいて、史料価値も極めて高い。
日本では古くから病気治療は呪術に依存していたが、それは鎌倉時代になっても変わることなく続いた。例えば元久元年(1205)6月18日の条には、病の悪化を防ぐために定家が僧侶から護身を受けていたことが記されており、この他にも護身を受けていた記事が幾つかある。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 410.4-13-W-57 |
ヨミ | |
資料別名 | |
著者名 | 定家[記] |
著者別名 | |
出版者 | |
サイズ | 26.3×18.6(cm) |
数量単位 | 1(冊) |
刊年 | |
コレクション | 写字台文庫 |
OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21256779 |
IIIF Manifest | https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/210714/1/manifest.json |
関連リンク | |
備考 | ●写本 ●54-55冊目に「歌道事類」, 56冊目に「釈奠」, 57冊目に「要目」あり |
カット数 | 4197 |
画像種別 | カラー |
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