錦嚢外療秘録

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錦嚢外療秘録

解題

2021年度展観「病と生きる」
 『錦嚢外療秘録(きんのうがいりょうひろく)』は、江戸時代中期の医者・林子伯(生没年未詳)が著した外科治療の医書である。外科治療には、鍼灸と湯液(煎じ薬)などが併用して行われた。
 本書には、癰疽(ようそ。悪性のできもの)にはじまり、臓毒(各臓器に蓄積した毒症)・破傷風・耳病・結核などさまざまな病を取り上げ、111の項目に及び、それぞれの症状について、図などによって解説し、治療法が記されている。

 
項目内容
請求記号690.9-351-W-1
ヨミ
資料別名
著者名[林子伯著]
著者別名
出版者(大坂)定榮堂吉文字屋市兵衞[等]
サイズ26.2×18.8(cm)
数量単位1(冊)
刊年明和9(1772)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21218919
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/210719/1/manifest.json
関連リンク
備考●その他出版者: (江戸)吉文字屋次郎兵衞
●著者は『国書総目録』による
●挿図あり
●巻末に「濕毒一切經驗良方」「定榮堂藏梓目録 / 吉文字屋市兵衞」あり
カット数75
画像種別カラー