太平記

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太平記

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『太平記』は、南北朝時代の動乱を描いた軍記物語である。作者は未詳であり、数回にわたり増補改編され、1370年頃に現在の40巻になったとされている。後醍醐天皇の即位から鎌倉幕府討幕、建武の新政、新政の失敗による足利尊氏の謀反、後醍醐天皇の崩御、南北朝の対立、室町幕府の安定までを3部に分け和漢混交文で記述している。
 後世の謡曲などの文芸に大きな影響を与えた他、痛烈な政治批判といった社会思想の面も含まれている。例えば、第21巻では、新政の失敗による後醍醐天皇の凋落を述べながら、台頭した尊氏方の専横ぶりを批判している。

 
項目内容
請求記号021-605-20
ヨミタイヘイキ
Taiheiki
資料別名
著者名
著者別名
出版者[京都]杉田良庵
サイズ27.8×20.0(cm)
数量単位20(冊)
刊年元和8(1622)
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21326293
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220802/1/manifest.json
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備考
カット数1258
画像種別