歎異抄

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歎異抄

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『歎異抄』は、浄土真宗宗祖・親鸞(1173~1263)の法語録である。親鸞の死後、生じた教義の異議に対して、正当な教義を示すことを目的として、弟子である唯円が編輯したとされる。
 第13条には、 一人の人でも殺すことができないのは、殺すべき縁がないからであり、自分の心が善いから殺さないのではないとし、また人を殺すつもりがなくても、縁がもよおせば、百人も千人も殺すこともあることを述べ、(我々が)阿弥陀様の本願の不思議なはたらきで救っていただくこと(人間の思う善悪などと救済は何の関係もないこと)を知らないでいることを説いている。

 
項目内容
請求記号113-2-W-1
ヨミタンニショウ
Tannishō
資料別名
著者名
著者別名
出版者(京都)西村九郎右衛門
サイズ25.4×18.2(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21491931
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220806/1/manifest.json
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備考●巻末に「元禄四辛未載仲春吉旦洛陽」とあり
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