発心集

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発心集

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『発心集』は、鎌倉時代初期の仏教説話集である。主題の一つとして未練や執着の恐ろしさが取り上げられており、迷い乱れやすい人の心を凝視し、心の平安を求めようとする著者・鴨長明の姿が感じられる作品であるとされている。
 第5巻の「乞児が物語る話」では、源平合戦で世の中が乱れて、敗れた敵方の高貴な人物を捕らえて思いやりもなく縛り上げ追い立てる様は、地獄絵にかいてある鬼人にほかならないとして嘆いている。

 
項目内容
請求記号296.5-764-W-5
ヨミホッシンシュウ
Hosshinshū
資料別名1冊目見返し:長明發心集
著者名鴨長明撰
著者別名
出版者(京都)藤井佐兵衛
サイズ25.4×18.2(cm)
数量単位5(冊)
刊年[明治期以降]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21486293
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220812/1/manifest.json
関連リンク
備考●挿絵あり
カット数305
画像種別