塩鉄論
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解題
■2022年度展観「戦と平和」
『塩鉄論』は前漢時代の政治家であった桓寛(生没年不詳)が、昭帝の時(前81)に行われた塩や鉄の専売に関する討論を集め、整理したものである。当時の政治、経財などの状況を伝える貴重な文献とされている。
討論は、政府高官と民間の有識者の間で行われているが、その中の一つに、北方民族の匈奴との戦争に備えるため軍事費の手段として専売が必要とする政府側に対して、有識者側は、匈奴と戦争を停止し、政治により匈奴を融和させれば、専売の必要は無くなるとして、反戦を説いている。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 324.6-6-W-6 |
ヨミ | エンテツロン Entetsuron |
資料別名 | |
著者名 | (漢)桓寛撰, (明)張之象註, 長胤校訂加點 |
著者別名 | |
出版者 | [京都]林九兵衞 |
サイズ | 26.0×17.8(cm) |
数量単位 | 6(冊) |
刊年 | 宝永5(1708) |
コレクション | 写字台文庫 |
OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21264979 |
IIIF Manifest | https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220814/1/manifest.json |
関連リンク | |
備考 | |
カット数 | 428 |
画像種別 |