蛍蠅抄

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蛍蠅抄

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『蛍蠅抄』(けいようしょう)は、国学者である塙保己一(1746~1822)が文化8年(1811)に編纂して江戸幕府に献上した外寇資料集である。内容は、開化天皇19年から応永26年(1419)までの外寇について集成しており、ロシアの南下、イギリス船の長崎入港など対外緊張に対して、武士の士気を高めようとしたものである。
 特に、蒙古襲来の文永の役、弘安の役については、全5巻の内、第3巻から5巻までを割き、蒙古の通商要求から、襲来、その後の警固などの対応に至るまで、『歴代皇紀』をはじめとするさまざまな書籍を参照して、詳細に記述している。

 
項目内容
請求記号410.4-3-W-6
ヨミケイヨウショウ
Keiyōshō
資料別名
著者名[塙]保己一[著]
著者別名
出版者
サイズ26.1×18.2(cm)
数量単位6(冊)
刊年嘉永2(1849)
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21256645
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220818/1/manifest.json
関連リンク
備考●6冊目に「螢蠅抄附録」あり
カット数230
画像種別