時慶卿記(部分)

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時慶卿記(部分)

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『時慶卿記』は、安土桃山時代から江戸時代前期の公家・西洞院時慶(にしのとういんときよし。1552~1640)が記した日記である。公家の日常生活の他、当時の社会などについても触れており、史料価値が高いとされている。
 豊臣秀吉の死後、徳川家康を中心とする東軍と秀吉の家臣であった石田三成を中心とする西軍によって行われた関ケ原合戦は、慶長5年(1600)9月15日に開戦し、同日東軍の勝利に終わった。『時慶卿記』には、9月17日の日記に西軍・小早川秀秋の寝返りや大谷吉継の討死が記されている。関ケ原の戦況が二日足らずで、都にいる時慶にも届いていたのである。

 
項目内容
請求記号410.6-37-W-34
ヨミトキヨシ キョウ キ
Tokiyoshi kyō ki
資料別名
著者名西洞院時慶記
著者別名
出版者
サイズ26.6×19.2(cm)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21114909
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220819/1/manifest.json
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備考●写本
●「[闌]渚室図書記」の朱印あり
カット数2
画像種別