陰徳太平記(部分)

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陰徳太平記(部分)

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『関西陰徳太平記』は、戦国期・織豊期の西日本を舞台とした軍記である。毛利一族の岩国吉川家の香川正矩(かがわまさのり。1613~1660)の遺稿を、次男の堯真(宣阿)が補訂して、正徳2年に刊行された。
 毛利氏の中国地方制覇を軸に、大内・尼子・大友など諸氏の興亡、織豊政権による統一を描いているが、毛利元就を理想の人物として描き、史実の改竄や虚飾が多く見られる。そのため、『甲陽軍鑑』などと比べて不人気であり、史料としては信頼性がないとされている。

 
項目内容
請求記号410.54-5-W-41
ヨミイントク タイヘイキ
Intoku taiheiki
資料別名題箋:(関西)陰德太平記
著者名香川正矩集編, 堯眞宣阿補遺
著者別名
出版者(京都)有春軒
サイズ27.0×19.2(㎝)
数量単位1(冊)
刊年正徳2(1712)
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21113754
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220824/1/manifest.json
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備考
カット数2
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