エケレス船長崎渡来之記

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エケレス船長崎渡来之記

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『エケレス船長崎渡来之記』は、文化5年(1808)8月に、イギリス軍鑑フェートン号が、突如鎖国体制下の長崎港に侵入した「フェートン号事件」の記録である。
 フェートン号は、オランダ商船拿捕を目的に侵入、オランダ人商館員を拉致し、長崎奉行に水や薪、食料などを要求した。長崎の警護を手薄にしていたこともあり、奉行は要求に応じ、無事商館員も釈放された。しかしながら、何の対策も出来ないまま要求に応じた結果となり、責任を感じて奉行は切腹。この事件を契機として幕府は海防強化を進め、異国船打払令(1825)を発布するに至った。

 
項目内容
請求記号410.66-24-W-1
ヨミエゲレスセン ナガサキ トライ ノ キ
Egeresusen nagasaki torai no ki
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ23.4×17.0(㎝)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21115339
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220827/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●見返しに「信天好古」, 裏表紙見返しに「高一之印」「魯貫」の朱印あり
●裏表紙見返しに「野田高一」とあり
カット数37
画像種別