三国志

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三国志

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『三国志』は、中国の三国時代について記した歴史書であり、後漢時代末の混乱期から、魏・呉・蜀の三国鼎立を経て、西晋による中国統一までを扱っている。
 『魏書』巻30「烏丸鮮卑東夷伝」の「東夷伝」には、「魏志倭人伝」として知られる邪馬臺(台)国に関する記述がある。卑弥呼が女王に立てられる以前は、長い間騒乱があったことがそこに記されている。
 『三国志』は、中国三国時代について記した歴史書であり、後漢時代末の混乱期から、魏・呉・蜀の三国鼎立を経て、西晋による中国統一までを扱っている。
 疫病の流行は、この時代にも大きな影響を与えていた。例えば、曹操軍と孫権・劉備の連合軍が戦った赤壁の戦いはよく知られているが、「魏書」武帝紀には、曹操は赤壁で劉備と戦ったが、疫病が流行して官吏士卒が多く亡くなったため撤退したとある。

 
項目内容
請求記号422.021-1-W-40
ヨミサンゴクシ
Sangokushi
資料別名序:新刊三國志
著者名(晋)陳壽撰, (劉宋)裴松之注, (明)陳仁錫評閲
著者別名
出版者
サイズ26.2×18.0(㎝)
数量単位40(冊)
刊年寛文10(1670)序
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21117454
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220834/1/manifest.json
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備考●各冊巻頭に「掌菓園圖書信」の朱印あり
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