旧唐書(部分)

  • < 前へ
  •  
  •  
  • 次へ >
旧唐書(部分)

解題

2022年度展観「戦と平和」
 『旧唐書』は、五代後晋の劉?(887~946)らの撰による歴史書である。初唐に情報量が偏り、晩唐についての記述が少ないなどの問題があるが、後の『新唐書』に比べて史料価値は高いとされている。因みに本資料は写本であるが、「写字台」と記された料紙を使用しており、西本願寺宗主が家臣に命じて書写させたものと思われる。
 第84巻の劉仁軌伝には、白村江の戦いに於いて、唐の軍人である劉仁軌(602~685)が倭国(日本)と交戦し、400艘の船を焼いたことが記されている。唐側の記述ではあるが、日本の大敗の様子が記されている。

 
項目内容
請求記号422.035-2-W-79
ヨミクトウジョ
Kutōjo
資料別名
著者名(後晋)劉昫[等]修, (明)聞人詮, (明)沈桐校
著者別名
出版者
サイズ25.8×18.5(㎝)
数量単位1(冊)
刊年
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21250595
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220835/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
●印刷罫紙に書写
●版心に「冩字臺藏」とあり
カット数2
画像種別