遺老物語
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解題
■2022年度展観「戦と平和」
『遺老物語』は、江戸時代中期の有職家・朝倉景衡(あさくらかげひら。1660~?)が編纂した叢書である。近世初期から中期の見聞記・随筆・実録が収められており、『島原始末記』はその中の一書である。
『島原始末記』は、著者不詳であるが、江戸幕府のキリシタン弾圧に対する反乱であり、最大の一揆となった島原の乱(1637~1638)の記録である。肥前島原と肥後天草の領民が起こした一揆の経過及び幕府の対応、幕府方の戦死者及び負傷者、討ち取った敵の数などが詳しく記されている。
項目 | 内容 |
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請求記号 | 913.661-19-W-20 |
ヨミ | イロウ モノガタリ Irō monogatari |
資料別名 | その他:遺漏物語 |
著者名 | 日下部景衡編 |
著者別名 | |
出版者 | |
サイズ | 27.6×18.7(㎝) |
数量単位 | 20(冊) |
刊年 | 享保18(1733) |
コレクション | 写字台文庫 |
OPAC | https://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21175146 |
IIIF Manifest | https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/220836/1/manifest.json |
関連リンク | |
備考 | ●写本 ●所収内容: 1冊目「備前老人物語」, 2冊目「三河之物語」「奥州九戸」, 3冊目「故諺記 / [牛込重忝著]」, 4冊目「東照宮御遺訓」, 5冊目「東照宮御遺訓附録」「石谷土入書 / [石谷土入著]」, 6冊目「本佐禄 / [本多正信著]」, 7冊目「豊臣秀吉出生」「太田道灌自記」「福島正則遠流廣島城引渡之覺」, 8冊目「永禄以来出来初之事」「蝦夷乱記事 / [新井白石著]」, 9冊目「遠州三方原御合戦」「或日記」, 10冊目「島原始末記」, 11冊目「油井根元記」, 12冊目「介石記」, 13冊目「見聞集書出」「打出杭 / [倉田宗倫著]」, 14-16冊目「老談一言記 三巻 / [新井君美編], 朝倉日下部景衡[記]」, 17冊目「越後騒動根源記 観音堂通夜物語」, 18冊目「水野家記」, 19冊目「松平陸奥守綱村家中騒動之譜」, 20冊目「三河記脱漏 / 大久保彦左衛門(大久保忠教)記」 ●その他資料別名は『国書総目録』による |
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