新勅撰和歌集

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新勅撰和歌集

解題

2024年度展観「中世本願寺の文学」
 『新勅撰和歌集』は、鎌倉時代に成立した9番目の勅撰和歌集である。当代歌壇の第一人者藤原ふじわらの定家さだいえが、貞永元年(1232)に後堀河ごほりかわ天皇の下命により撰した。その後堀河天皇の崩御、前関白藤原道家みちいえの意見による百余首の削除(後鳥羽ごとば院など承久の乱に関係した歌人の歌と推測されている)などの過程を経て、文暦2年(1235)に成立した。歌数は1370首に及ぶが、鎌倉幕府3代将軍みなもとの実朝さねともをはじめ、鎌倉幕府関係者の歌が多く載せられている。

 
項目内容
請求記号022-545-2
ヨミシン チョクセン ワカシュウ
Shin chokusen wakashū
資料別名
著者名[藤原定家撰]
著者別名
出版者
サイズ25.9×20.7(cm)
数量単位2(冊)
刊年[室町末期]
コレクション写字台文庫
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32084748
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230002/1/manifest.json
関連リンク
備考●写本
カット数141
画像種別