源氏物語(部分)

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源氏物語(部分)

解題

■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」11/48
 『源氏物語』最初の挿絵入り板本。「源氏目案めやす」3巻、「源氏引歌ひきうた」「源氏系図」「山路やまじつゆ」を加えた60巻。夢浮橋ゆめのうきはし巻の末尾に、一条兼良かねら(1402~1481)書写本(河内本かわちぼん系統)を証本しょうほんに8種の異本を使用したとする識語しきごがある。しかし、実際は三条西さんじょうにし家本系(青表紙本あおびょうしぼん)を基本にした混態本文である。編者の山本春正しゅんしょう(1610~1682)は蒔絵まきえ師で、松永貞徳ていとくらに和歌を、伊藤仁斎じんさいに漢籍を学んだ。本資料には朱墨両筆の書き入れあり。
 展示箇所(第1冊2カット目)は、夕顔ゆうがお巻でもののけが夕顔を取り殺す場面の挿絵。右上の女性がもののけで、几帳きちょうのもとに倒れ伏す夕顔やもののけを見つめる光源氏などが描かれる。

 
項目内容
請求記号913.36-7-W-60
ヨミゲンジ モノガタリ
Genji monogatari
資料別名
著者名紫式部著, 山本春正編
著者別名
出版者(京都)八尾勘兵衛
サイズ27.2×19.2(cm)
数量単位60(冊)
刊年承応3(1654)
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB21138472
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230710/1/manifest.json
関連リンク
備考●慶安3年本の再版
●54冊目「夢のうき橋」奥書に「永正元稔七月日台嶺末学権僧正在判」,「慶安三年仲冬蓬衡蕞󠄂品山氏春正謹跋」, 「承応三年甲午稔八月吉日洛陽寺町通八尾勘兵衛開板」とあり
●所収内容: 55冊目「山路の露」, 56-58冊目「源氏目案」, 59冊目「雲隠説」, 60冊目「源氏物語系図」
●挿図あり
カット数6
画像種別