阿弥陀如来二十五菩薩来迎図 -(本邦古寺等)阿弥陀如来図版集-

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阿弥陀如来二十五菩薩来迎図 -(本邦古寺等)阿弥陀如来図版集-

解題

■2023年度展観「〈紫式部〉の物語」30/48
 墨摺すみずり手彩色てさいしきを施した一枚摺で、荘厳な阿弥陀二十五菩薩あみだにじゅうごぼさつ来迎らいごうと富士山とを大きく描き、右下に横たわる往生者と看取り僧、左下に雲に乗った善導ぜんどう法然ほうねんをそれぞれ配置し、さらに2人の間に「南無阿弥陀仏 義賢(花押)」と書かれている。義賢ぎけん(1785~1840)は富士山などを修行の場とした浄土宗の木食もくじき行者。阿部美香氏によると、本資料は「義賢行者現見感得之図ぎけんぎょうじゃうつしみかんとくのず」(個人蔵)と兄弟関係にあたり、阿弥陀来迎に預かる往生者こそが義賢その人であるという(「一枚摺の世界―その小釈の試み(9)」)。
 『源氏物語』においても、「今はただ、迎ふるはちすを待ちはべる」と阿弥陀来迎による極楽往生を信じる明石入道の姿が描かれている。

 
項目内容
請求記号024.301-24-12/12
ヨミアミダ ニョライ ニジュウゴ ボサツ ライゴウズ
Amida nyorai nijūgo bosatsu raigōzu
資料別名
著者名
著者別名
出版者
サイズ42.7×29.9(cm)
数量単位1(枚)
刊年[江戸時代]
コレクション
OPAChttps://opac.ryukoku.ac.jp/iwjs0005opc/BB32160846
IIIF ManifestIIIF Icon https://da.library.ryukoku.ac.jp/iiif/230718/1/manifest.json
関連リンク
備考●墨摺彩色
カット数1
画像種別